結露河内長野市・富田林市・大阪狭山市を中心とした南大阪地域の不動産情報ならプラス1ホーム

氷水を入れたグラスの表面にはやがて水滴がついてくることはご存知でしょう。この現象を結露といいます。
空気中に含まれる水蒸気が冷たい材質の表面に凝結することのより生じます。
同じようなことが住まいの中でもおこります。
窓などの開口部、壁面、押入れ、浴室などの仕上材の表面に発生(表面結露)し、放っておくとカビが生え、
家財などを汚損することとなります。また、外壁の内部などに結露を生じる(内部結露)は材木を腐朽させる原因と
なり住まいの耐久性を大きく害します。
結露を防止するには、建物の断熱構造化をおこなうことは効果的ですが、これだけでは十分ではなく住まい方の工夫も大切です。

表面結露の防止

結露防止のポイントには次の3点があげられます。
①水蒸気の発生を極力抑える。
②暖房する部屋と他の部分の温度差を少なくする。
③部屋の通風・換気を良くする。

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居室
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暖房時における室内外の温度差により結露しやすくなります。
窓ガラス面やサッシのアルミ部分は特に結露しやすいので、これに接する木部などを濡らさないよう注意しましょう。
同じ建物内にあっても一部屋だけを極端に暖めすぎると、暖房している部屋と暖房していない部屋との温度差は大きくなり、内部建具、間仕切り壁面に結露が発生しやすくなります。
隣接する二部屋間の温度差は極力少なくするよう努めましょう。
冬季、閉め切った部屋では人が数人いるだけでも相当な量の水蒸気が発生する上、鍋料理の機会が多くなります。
このような際には換気を十分するよう心掛けてください。
暖房時に加湿する際には過度にならないように注意してください。
室内に洗濯物を干すことも、結露の原因になります。注意しましょう。

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押入れ・収納
押入れ・収納などの内部は結露しやすいので頻繁に戸を開け換気しましょう。
また、内部はふとんなどで空気の対流が妨げられやすいので『すのこ』を下に引くことも効果的です。

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浴室
浴室は一年中通して多量の水蒸気が発生する所です。
入浴後は窓を開けるか換気扇を回し換気に心掛けましょう。
また常時入り口を閉めておくことを徹底し、住宅内に湿気をもたらさないように注意することは大切です。

内部結露の防止

室内の壁表面に発生する表面結露に対して、外壁などの内部に発生する結露を内部結露といいます。
内部結露は、室内の水蒸気を含んだ空気が壁体内に侵入し、外に抜けることができずに断熱材内部に滞留したものが、外気により冷やされることにより発生します。
一般には、内壁下地材と断熱材の間に防湿層を設け、壁体内への水蒸気の進入を防止するように計画されていますが、施工上これを完全に防止することは難しいといわれています。
内部結露は居住者の目に見えない場所で起こっており、気が付いた頃には損傷が相当に進んでいることが多いものです。
できれば定期的に住まいの点検をしたいものです。

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