売却の注意点河内長野市・富田林市・大阪狭山市を中心とした南大阪地域の不動産情報ならプラス1ホーム

価格優先?スピード優先?

査定を終え仲介業者も決まったなら、いよいよ売出しです。
売却予定物件の現在の相場・過去の販売事例・今後の見通し等をお客様とよく相談の上、販売していきます。

人気のある小学校区の希少物件(南向きの家)などは、時期によって、相場よりも高く売れることが本当にあります。
反対に、人気のない地域の物件は、いくら価格が低くてもなかなか売れないことも…。
自分が所有している物件の特性を冷静に分析して下さい。

少しでも早く、高く売りたいのが売主様の本音だと思います。しかしながら、スピードと価格の2つを満たすのは簡単ではありません。
売出し価格によって、売れるタイミングも変わります。安く売出せば早く売れ、高く売出せば時間がかかることが多いです。

「スピード優先」なのか「価格優先」なのかを、依頼する仲介業者とよく相談して下さい。

最終的な価格が決定するまでに5種類の価格があります。参考にして下さい。
①売却希望価格・・・・・売主様が決定する販売価格です
②査定価格・・・・・・・物件を業者に査定してもらったときの価格です
③売出し価格・・・・・・①と②を調整して決めます
④購入希望価格・・・・・買主様が希望する価格です
⑤成約価格・・・・・・・③と④を調整して決めます

①売却希望価格と②査定価格を調整して③売出し価格を決定します。

媒介契約と書面の作成

販売価格・時期・条件等にご納得いただけましたら媒介契約の締結です。
「不動産の売却を依頼する」という内容の契約で、売主様と仲介業者の約束事を文書にしたものです。

媒介契約は3種類あります
①一般媒介契約・・・・・複数の不動産業者にも売却依頼できます
②専任媒介契約・・・・・1社しか売却依頼できません。但し、売主が直接買主を見つけた場合は、不動産業者を介さずに当事者だけで契約することも可能です。
③専属専任媒介契約・・・専任媒介よりも売主にとって制約が厳しく、直接買主を見つけても不動産業者を介してしか売却できません。その場合であっても、仲介手数料も必要です。

一般媒介にして多数の不動産業者に依頼すると早く成約できるような錯覚を持つ方もいますが、情報が乱暴にあつかわれるなどのマイナス面もあります。
また、いい加減な不動産業者と専任契約を結ぶと 時間を無駄 になることも。

それぞれのメリット・デメリットを考慮して検討して下さい。

売却成功のための7か条

キレイにしましょう・・・・・ 売りに出す以上、商品です。普段から整理整頓に心掛けてください。第一印象って本当に大事なんです。
 第一印象を良くするためのポイント
   ・家の中にある照明は全てつけてください。
 明るさが第一印象を良くします。
   ・玄関は家の顔!第一印象に大きな影響を与えます。
 靴は下駄箱に入れて、広く見せるようにしてください。
   ・キッチン、洗面所、お風呂など水周りは清潔感が特に大事です。
 水周りだけでもキレイにしていると印象が良くなります。

猛烈アピールは逆効果・・・・・ご案内の際に、売主様自らがお客様にピッタリくっついて猛烈アピールをすることは逆効果になることが多いです。
仮に見学した方が気に入っても、足元を見られ価格などの条件交渉に不利になったりもします。
できるだけ愛想良くしていただき、尋ねられた質問に、丁寧に答えてくだされば十分です。

全てを見られる状態に・・・・・「子供の部屋は見せられない!!」「押入れの中はカンベンして!」など…
見られたくない場所があるのは分かりますが、お客様にとっては一生に一度の大きな買物です。
しかし、買主様にとって見られない部屋があるままで、決断できるわけがありません。

軽はずみな発言に気をつけて・・・・・値段は相談に応じますから」などの言葉がトラブルになるケースもあります。
売主様は10万円のつもりで言ったのに、購入希望者は100万円単位の値下げを期待したりするからです。
また、売主様と買主様が直接条件交渉を行うとお互いの感情が入ってしまい、失敗に終わることも多いようです。
条件交渉は不動産業者に任せたほうが上手くいくことが多いですし、また任せられる不動産業者を探しましょう。

うまい話にご用心・・・・・自分の住んでいる地域やマンションがいつ頃、いくらで売れた等の噂話は自然と耳に入ってくるものです。
しかし、その噂話がクセモノ。特別な場合を除き同地域で不動産価格にそんなに大きな差が出ることはありません。
何の根拠もない「高く売れますよ」「高く売れた」などの一言に惑わされないようにしましょう。
噂話を信じたばっかりに売買のタイミングを逸したお客様が多くいらっしゃいます。
これから売りに出そうとするお客様には嬉しい情報ですが、なぜか良い話ばかりが脚色されて耳に入るものです。
というわけで、うまい話にご用心。

覆水盆にかえらず・・・・・最近では少なくなりましたが、売却開始直後に購入希望のお話が来ることが今でもたまにあります。
あまりに早く購入希望者が現れると「売出値が安すぎた、もっと高くても売れたんじゃないか」と考えたりしてしまいがちです。
しかし、売却開始直後に来られる方はたまたま、その地域を狙っていたから早く決断しただけというケースも多いんです。
欲に目がくらみ、後になって「あの人に売っておけば良かった」と後悔されることのないようご注意ください。

鉄は熱いうちに打て・・・・・購入希望者から申込があり、条件の交渉も折り合いが付けば一安心。
しかし、油断は禁物。これから契約までが非常に重要な時間なのです。
せっかくまとまった話が流れてしまうこともありますので、契約の日時設定など極力買主様に合わせ、早目の契約を心がけましょう。
時間を空けすぎると買主様の気が変わってしまったり、せっかくまとまった条件が変わることがあります

以上、売却の時の注意点です。大事な不動産です、間違わず有利に売却してください。

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